白胡椒について
KURATA PEPPERでは、農薬や化学肥料を使用せず、カンボジアの伝統的な自然農法で栽培されています。
胡椒は、つる性の植物で、高さは3~4mほどになります。
果実は、ぶどうの様な房状になります。
胡椒の房の中でも半熟した実だけを手摘みで収穫。房から一粒ずつ傷がつかないように手で外し、そのまま果皮ごと、天日でじっくり干します。更に天日干しの間に追熟して黄色になった実だけを集めて、天然の湧き水に浸けて、約1ヶ月。
胡椒は実の糖分によって発酵されていきますが、発酵の塩梅は大変難しく、倉田やスタッフの判断によって都度、胡椒の発酵度合いをみて調整します。良い具合に発酵された胡椒は果皮を剥き、天日干しします。
その後、丁寧に選別作業、検品を経て白胡椒が出来上がります。
このように大変手間がかかるため、毎年数量、販売期間限定品となっています。
クラタペッパーの白胡椒は、個性的でたおやかな発酵香が大きな特徴です。すっきりした清涼感のある味わい、チーズのような独特の余韻があります。
発酵食品との相性も抜群で、香りが上品なアクセントになります。
薄い色合いが料理の邪魔にならず、胡椒の色を控えたいときにもオススメです。